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2011年 12月 19日
夜咄その2
水屋の人達は前日から、先生は一週間も前から準備に取りかかります。
『「夜咄」にてあがり候』と言う茶事の中でも難しいものだそうです。
レンズを通して見ていると 主客の問答に、冬の夜の暖かなおもてなしに、薄灯りの中 五感を働かせて楽しむ大人の本気の遊びを感じます。
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まだ、少し明るい。
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清めた蹲踞(つくばい)に用意された湯桶
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雁行(がんこう)して内露地に向かい、暖かな湯で清める。
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露地の行灯や灯籠、迎えつけの手燭。暗い露地での近づきあい。
去年の明るいレンズでは出せなかった「暗さ」が今年は出ている・・・かな?
逃げかな?

去年は「夜話」と書いていましたが、正確には「夜咄」。噺でも話でもない、この違いは何なんでしょうね?

by kare_wara | 2011-12-19 23:06 | お茶


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